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クラウン210系アスリート後期の進化点は?中古車で失敗しないための選び方を詳しく解説!

「210系のクラウンアスリートが気になるけれど、前期と後期で何が違うんだろう?」そんな疑問を持っていませんか。見た目の格好良さはもちろんですが、中身の進化を知らずに買ってしまうと、後で「あっちにしておけば良かった」と後悔するかもしれません。

この記事では、後期型で新しくなったポイントや、中古車を選ぶときに絶対に見ておくべき場所をわかりやすくお伝えします。自分にぴったりの1台を見つけて、憧れのクラウンライフを楽しみましょう。

210系アスリート後期が前期から進化した具体的なポイント

前期と後期の違いは、パッと見た時の雰囲気だけではありません。実は、車の骨格やライトの仕組みなど、運転のしやすさに直結する部分が大きくアップデートされています。初めてクラウンに乗る人でも、その違いははっきりと体感できるはずです。

フロント周りのデザインとBi-Beam LEDライトの採用

後期型では、フロントグリルがより大きく、地面に向かって広がるような迫力のある形に変わりました。さらに、ヘッドライトには「Bi-Beam LED」という新しい技術が使われています。これは、1つの電球で遠くまで照らすハイビームと、近くを照らすロービームの両方をまかなえる仕組みです。

前期型はライトのレンズが2つに分かれていましたが、後期型は1つにまとまったことで、目元がとてもスッキリした印象になっています。夜道を走る時の明るさも格段に向上しているので、夜間のドライブがより安全で快適に楽しめるようになっています。

  • グリルのメッシュパターンが細かくなり、高級感がアップ
  • フォグランプの周りにメッキのリングが追加
  • テールランプが3重のリング状に光るデザインに変更

2.0L直噴ターボエンジンモデルが新たに追加

後期型から新しく仲間入りしたのが、2.0Lのターボエンジンを積んだモデルです。これまでのクラウンといえば「排気量が大きくて燃費が心配」というイメージがありましたが、このエンジンはその常識を覆しました。少ないガソリンで力強く加速するのが特徴です。

このターボモデルには、高級スポーツカーにも使われる8速のオートマチックトランスミッションが組み合わされています。加速がとてもスムーズで、高速道路の合流などもストレスなくスッと速度に乗ることができます。

項目2.0L ターボ車2.5L ハイブリッド車
エンジン型式8AR-FTS2AR-FSE
最高出力235馬力178馬力(システム合計221馬力)
使用燃料ハイオクガソリンレギュラーガソリン
特徴キビキビとした加速感圧倒的な静かさと燃費の良さ

構造用接着剤の増量によるボディ剛性と乗り心地の向上

目に見えない部分ですが、実はボディの作り方も進化しています。車を組み立てる時に使う「構造用接着剤」という強力なボンドのようなものを、前期型よりも約90箇所も多く塗っています。さらに、溶接の点数も増やして車全体の「しっかり感」を高めました。

これによって、ハンドルを切った時の反応がピタッと決まるようになり、ガタガタした道を走った時の不快な揺れも少なくなっています。まるでワンランク上の高級車に乗っているような、しっとりとした乗り心地を味わえます。

  • 足回りのショックアブソーバーの制御が細かくなった
  • 高速走行時のフラつきが抑えられ、疲れにくくなった
  • ステアリングを握った時の安定感が大幅に向上

失敗しない210系アスリートの中古車の選び方

中古のクラウンを探す時は、見た目の綺麗さだけで決めてはいけません。210系特有のチェックポイントを知っておくことで、購入した後に高額な修理代がかかるリスクを減らすことができます。長く付き合える1台を見極めるコツを紹介します。

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命を見分けるコツ

ハイブリッドモデルを選ぶ場合に最も気になるのが、走行用の大きなバッテリーの状態です。一般的に10万キロから15万キロが交換の目安と言われていますが、前のオーナーの乗り方によって寿命は変わります。走行距離が短すぎても、放置されている期間が長いと劣化が進んでいることがあります。

試乗した際に、エンジンが頻繁にかかったり、バッテリーの残量目盛りが急激に増減したりする場合は注意が必要です。もし交換が必要になると約20万円ほどの費用がかかるため、購入前に保証がどこまでカバーしているか確認しましょう。

  • ハイブリッドシステムチェックの警告灯が出ていないか確認
  • 過去にバッテリー交換をした履歴があるか整備簿を見る
  • 年式に対して極端に走行距離が短すぎないかチェック

マルチインフォメーションディスプレイの動作をチェック

ナビ周りやメーターの中にある液晶ディスプレイは、210系クラウンの重要な装備です。特にセンターパネルにあるタッチ操作ができる画面は、エアコンの操作も兼ねているため、ここが故障するととても不便です。画面が映らなかったり、タッチしても反応しなかったりするトラブルが稀にあります。

実際に指で操作してみて、四隅までしっかり反応するか、画面に黒いシミのようなものが出ていないかを確認してください。修理にはパネル全体の交換が必要になるケースが多く、出費がかさむポイントなので入念にチェックしましょう。

  • エアコンの温度調節が画面上でスムーズにできるか
  • バックカメラの映像がノイズなく綺麗に映るか
  • 液晶画面に目立つ傷やコーティングの剥がれがないか

整備記録簿でオイル交換や点検の頻度を確認する方法

その車がどれだけ大切に扱われてきたかを知るには、ダッシュボードの中にある「整備記録簿」を見るのが一番です。トヨタのディーラーで定期的に点検を受けている車は、適切なタイミングで消耗品が交換されており、故障のリスクが低くなります。

特にエンジンオイルの交換履歴は重要です。5,000キロごと、あるいは半年に1回程度のペースで交換されているのが理想的です。記録簿にディーラーのハンコがずらりと並んでいる車は、前オーナーの愛情を感じられる安心な個体と言えます。

  • 2年ごとの車検だけでなく、12ヶ月点検も受けているか
  • 走行距離に応じた部品(ベルトやプラグなど)の交換歴
  • 「トヨタ認定中古車」などの厳しい基準を通った記録があるか

210系アスリート後期はどんな男性に向いている?

クラウンアスリートは、ただの「高級車」ではありません。アクティブに動きたいけれど、大人としての品格も大切にしたい。そんなわがままな願いを叶えてくれる車です。どんなライフスタイルの人に合うのか、具体的に見ていきましょう。

セダンの快適さとスポーツカーのような走りを両立したい人

「家族も乗せるけれど、自分一人の時は運転を楽しみたい」という欲張りな人に、210系アスリートはぴったりです。後部座席の乗り心地はクラウンらしく非常に快適ですが、ひとたびアクセルを踏み込めば力強く加速し、カーブも軽快に曲がってくれます。

特に後期型の2.0Lターボエンジンは、鼻先が軽いためハンドリングがとてもクイックです。平日は仕事の移動で快適に使い、週末は山道でのドライブを楽しむといった使い分けができます。

日本の狭い道や駐車場に合ったサイズ感を重視する人

最近の高級車はどんどんサイズが大きくなっていますが、210系クラウンは日本の道を走ることを一番に考えて作られています。全幅は1,800mmに抑えられており、これは多くの機械式立体駐車場に入るサイズです。

狭い路地でのすれ違いや、スーパーの駐車場での取り回しも驚くほどスムーズです。「大きな車は運転が不安だけど、高級感は妥協したくない」という人にとって、これ以上ない選択肢になります。

手の届きやすい価格で高級車らしい優越感を味わいたい人

210系クラウンは、中古車市場での台数が豊富で、価格もこなれてきました。新車当時は500万円以上した高級車が、今では手の届きやすい価格で手に入ります。それでいて、内装の質感や静かさは現行の普通乗用車を圧倒しています。

ドアを閉めた時の「ドンッ」という重厚な音や、夜に車内を優しく照らす照明など、所有する喜びを感じさせてくれます。「いつかはクラウン」と思っていた夢を、現実的な予算で叶えることができる絶好のタイミングです。

2.0Lターボとハイブリッドのどちらを選ぶのが正解?

購入を検討する時に一番悩むのが、このエンジンの選択です。どちらも魅力的なのですが、自分の使い方に合っていない方を選んでしまうと、後で燃費やパワー不足に不満を感じるかもしれません。それぞれの特徴を整理しました。

毎日の通勤や長距離移動が多いならハイブリッド

燃費の良さを最優先するなら、間違いなく2.5Lのハイブリッドモデルです。リッターあたり20キロ近く走ることもあるため、ガソリン代を気にせずどんどん距離を走ることができます。しかもレギュラーガソリン仕様なので、お財布にもとても優しいです。

信号待ちでの静かさや、滑り出すようなスムーズな発進はハイブリッドならではの特権です。静かな車内で音楽や会話を楽しみながら、リラックスして移動したい人に最適です。

加速感やハンドリングの軽快さを楽しみたいならターボ

走りの楽しさを重視するなら、後期から加わった2.0Lターボがおすすめです。ハイブリッド車に比べて車体が軽いため、ハンドルを切った時の動きがとても軽やかです。8速ATのキレのあるシフトチェンジは、運転している実感を強く味あわせてくれます。

こちらはハイオクガソリン仕様で燃費もハイブリッドほどではありませんが、それを補って余りある爽快感があります。「車は自分で操ってこそ楽しい」と感じる情熱派の人に向いているモデルです。

雪道を走る機会が多く4WDが必要な場合は2.5Lガソリン

ウィンタースポーツを楽しんだり、雪国に住んでいたりする人には、2.5Lのガソリン車という選択肢があります。実はハイブリッドやターボには4WDの設定がなく(一部の寒冷地仕様を除く)、4輪駆動を選ぼうとするとこの2.5Lモデルが中心になります。

パワーや燃費の面では最新モデルに一歩譲りますが、熟成されたV6エンジンは非常にスムーズで壊れにくいというメリットもあります。どんな天候でも安心して出かけたいという実用重視の人には、欠かせない選択肢です。

購入前に把握しておきたい注意点とデメリット

完璧に見えるクラウンにも、使ってみて初めて気づくような苦手なポイントがあります。良いところだけでなく、こういったネガティブな面も知っておくことが、納得のいく買い物をするための秘訣です。

後部座席の足元スペースは今の車に比べると少し狭い

210系クラウンは後輪駆動(FR)という仕組みを採用しているため、車内の中央に大きな出っ張りがあります。そのため、最近のミニバンや軽自動車のような広々とした足元空間を期待すると、少し窮屈に感じるかもしれません。

大人が4人で長時間乗る分には十分な広さがありますが、5人乗車は少し厳しいと考えた方が良いでしょう。家族で使う場合は、実際に店舗で後部座席に座ってみて、自分たちの用途に合うかを確認してください。

18インチ以上の大径ホイールはタイヤの交換費用がかさむ

アスリートのデザインを引き立てる大きなアルミホイールですが、メンテナンス時には相応の費用がかかります。特に18インチのタイヤは、一般的なサイズに比べて値段が高くなりやすいです。

乗り心地を保つために質の良いタイヤを選ぼうとすると、4本で10万円を超えることも珍しくありません。中古車を買う時は、付いているタイヤの溝がどれくらい残っているかもしっかり見ておきましょう。

車高が低いためコンビニの車止めや段差で底を擦りやすい

スポーティーな見た目を重視しているため、アスリートは普通のセダンよりも少しだけ地面との距離が近いです。特に前側のバンパーの下部分は、油断しているとコンビニの車止めなどにガツンとぶつけてしまうことがあります。

スロープが急な駐車場に入る時や、雪道で固まった雪の塊がある時なども注意が必要です。運転に慣れるまでは、段差に対してゆっくり斜めに入るなどの工夫を心がけると傷をつけずに済みます。

210系アスリートの中古車はどこで買うのが安心?

クラウンは人気車種なので、多くの中古車店で売られています。しかし、どこで買っても同じというわけではありません。後悔しないためには、信頼できるお店選びが車選びと同じくらい大切になります。

故障時のサポートが手厚いトヨタ認定中古車を選ぶメリット

一番の安心を求めるなら、トヨタのディーラーが運営している中古車店がおすすめです。「トヨタ認定中古車」として売られているものは、プロの整備士が徹底的に点検しており、消耗品も交換済みであることが多いです。

さらに、全国どこのトヨタディーラーでも修理が受けられる1年間の無料保証がついているのも大きな魅力です。初めて中古車を買う人や、メカに詳しくない人でも、安心して乗り始めることができます。

オークション代行を避けて実車を直接確認できる店舗で探す

最近はネットで安く車を探せるようになりましたが、クラウンのような高額な車を実物を見ずに買うのはリスクが高いです。写真では綺麗に見えても、タバコの臭いやエアコンの異音など、行ってみないとわからない不満点が見つかることもあります。

自分の足で展示場へ行き、ドアを開け、エンジンをかけて自分の五感で確認することが大切です。少しでも「おかしいな」と感じる部分があれば、遠慮なく店員さんに質問してみましょう。

修復歴がある車を避けるために鑑定書が付いた個体を狙う

「修復歴あり」と書かれた車は安く売られていますが、基本的には避けるのが無難です。大きな事故で車のフレームが歪んでしまうと、まっすぐ走らなかったり、後から雨漏りがしたりといったトラブルの原因になります。

第三者機関の「鑑定書」が付いている車なら、プロの鑑定士が厳しくチェックしているので、修復歴の有無を正確に知ることができます。長く安全に乗るためには、目先の安さよりも「健康な状態の車」を選ぶのが近道です。

210系アスリート後期を今こそ選ぶべき理由

時間が経っても色あせない魅力が、この車にはあります。最新の車にはない良さがたくさん詰まっており、今あえて210系を選ぶことには大きな価値があります。最後に、その背中を押す理由をお伝えします。

220系以降にはない王道セダンのシルエットが手に入る

210系クラウンは、水平基調のどっしりとしたデザインが特徴です。今の車に多いクーペのような形ではなく、「これぞクラウン」という気品のあるセダンスタイルを色濃く残しています。

どの角度から見てもバランスが良く、洗車をした後に眺めているだけでも満足感に浸れるはずです。流行に左右されない美しさを持っているため、古さを感じさせずに長く乗り続けることができます。

流通台数が多いため修理部品やカスタムパーツに困らない

日本を代表する車であるため、とにかく走っている台数が多いです。これは中古車として乗る時に大きなメリットになります。万が一故障しても、中古の部品(リサイクルパーツ)が安くすぐに見つかるため、修理代を安く抑えることができます。

また、自分好みにアレンジしたい時も、エアロパーツや内装アクセサリーなどの選択肢が無限にあります。自分だけの特別な1台に仕上げていく楽しみも、この車なら存分に味わえます。

値落ちが落ち着いていて売却時の価格が下がりにくい

クラウンは中古車としての人気が非常に高いため、手放す時の価格(リセールバリュー)が安定しています。特に後期型は需要が高く、数年乗った後でも意外なほど高く買い取ってもらえることがあります。

新車を買うよりも損をする金額が少ないため、賢い買い物と言えます。「次はあの車に乗りたい」と思った時に、クラウンが次の車への強力な資金源になってくれるはずです。

まとめ:憧れのクラウンアスリートを手に入れて最高のカーライフを送る

210系クラウンアスリートの後期型は、デザイン・走り・安心感のすべてが高いレベルでまとまった、日本を代表する名車です。中古車として選ぶ際のポイントをしっかり押さえれば、これほど満足度の高い1台は他にありません。

  • 後期型はBi-Beam LEDライトや新開発ターボで中身が大きく進化している
  • ボディ剛性の向上により、しっとりとした極上の乗り心地が楽しめる
  • ハイブリッドのバッテリーや液晶画面の動作は購入前に必ずチェックする
  • 整備記録簿でオイル交換の履歴を確認し、大切にされていた車を選ぶ
  • 日本の道に最適なサイズ感で、日常の使い勝手と高級感が両立している
  • ディーラー認定中古車なら、手厚い保証で初めてのオーナーでも安心

憧れていた車がガレージにある毎日を想像してみてください。仕事の合間のドライブや家族との旅行が、これまで以上に特別な時間になるはずです。ぜひ、あなたにとって最高のアスリートを見つけ出してくださいね。

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