MAZDA

CX-60の不具合で後悔しないための対策は?オーナーの声から学ぶ改善方法を詳しく解説!

「マツダのCX-60が気になるけれど、ネットの口コミを見ると乗り心地や不具合の話が多くて不安……」と悩んでいませんか。直列6気筒エンジンや高級感のある内装は魅力的ですが、大きな買い物だからこそ失敗はしたくないものです。

この記事では、CX-60のオーナーが実際に感じている不満点や、それらをどうやって解決すればいいのかを具体的にお伝えします。この記事を読めば、どの時期のモデルを選び、どんな対策をすれば後悔せずにCX-60とのカーライフを楽しめるのかがはっきりと分かります。

CX-60の不具合で後悔しないための対策は「生産時期」を見極めること

CX-60は発売当初から注目度が高かった分、初期のモデルでは乗り心地やシステムの動作に荒削りな部分が見られました。しかし、マツダはオーナーからの声を反映して、目に見えない部分で着実に改良を積み重ねています。

最も確実な対策は、これらの中身がアップデートされた後の個体を選ぶことです。特に走りの質感に直結するサスペンションやトランスミッションの設定は、時期によって大きく異なります。

2023年秋以降の改良モデルを選ぶメリット

CX-60を選ぶなら、2023年の秋ごろに実施された一部改良以降のモデルを強くおすすめします。この時期以降に生産された車両は、初期型で多くの指摘があったリアサスペンションの部品が変更されており、跳ねるような挙動が抑えられているからです。

具体的には、路面からの突き上げを和らげるためにバネの硬さやショックアブソーバーの動きが見直されています。これから新車や高年式の中古車を探すなら、この「改良後」であるかどうかが、後悔を防ぐ最大のポイントになります。

  • リアサスペンションのバネ定数が見直されている
  • 段差を乗り越えた後の揺れ収まりが早くなった
  • 高速道路でのフラフラ感が軽減されている

初期型を検討するなら整備記録簿をチェック

中古車市場で価格の安い初期型を検討している場合は、必ず「整備記録簿」を確認してください。CX-60は発売後にいくつかのリコールや改善対策が出ており、前のオーナーがそれらをきちんと実施しているかどうかが、その後のトラブルの少なさに直結します。

例えば、サイドモニターの映像にノイズが入る問題や、エンジン制御のプログラム書き換えなどが済んでいるかは重要です。これらが未実施のままだと、納車後に自分で何度もディーラーへ足を運ぶことになり、せっかくの愛車が手元にない時間が増えてしまいます。

  • 過去のリコール作業がすべて完了しているか
  • 部品の無償交換履歴が残っているか
  • 定期的なオイル交換などのメンテナンス状況

ディーラーで最新の制御ソフトに更新されているか確認

CX-60のトランスミッションやエンジンのフィーリングは、ハードウェアだけでなくソフトウェアの制御に大きく依存しています。マツダは随時、TCM(トランスミッション・コントロール・モジュール)などのプログラムを更新しており、これを最新に書き換えるだけで走りが劇的にスムーズになります。

納車前や点検の際に「最新の制御プログラムが適用されているか」をスタッフに確認するようにしましょう。古いバージョンのままだと、低速時に車体がギクシャクしたり、加速に違和感が出たりすることがあります。

  • トランスミッションの変速ショックを抑える最新版プログラム
  • マイルドハイブリッドのエネルギー回収効率を最適化するソフト
  • インフォテインメントシステムのバグ修正済みバージョン

延長保証サービスへの加入で将来の故障に備える

CX-60はマツダにとって新しい技術が多く盛り込まれた車です。直列6気筒ディーゼルエンジンや独自の8速ATなどは非常に魅力的ですが、新しいメカニズムほど長期的な耐久性が未知数な部分もあります。

購入時にはマツダが提供している「マツダ延長保証」などのサービスに加入しておくのが賢明です。万が一、高額な電子部品や駆動系にトラブルが起きても、保証期間内であれば持ち出しの費用を抑えられるため、精神的な安心感が全く違います。

  • 新車購入から5年後まで保証を伸ばせるプラン
  • 中古車でも加入可能なディーラー独自の保証制度
  • センサー類などの精密な電子機器の故障もカバー

オーナーの声から学ぶCX-60の具体的な不具合の内容

CX-60のオーナーが口を揃えて指摘するポイントには、ある程度の共通点があります。これらを事前に「知っている」状態にしておけば、試乗の際に見極めるべきポイントが明確になります。

完璧な車はありませんが、自分がそのデメリットを許容できるかどうか、あるいは対策でカバーできる範囲かどうかを判断するための材料を集めておきましょう。

低速時に発生しやすいトランスミッションの変速ショック

CX-60に搭載されている「トルコンレス8速AT」は、ダイレクトな加速感を生む一方で、時速20キロ以下の低速走行時に「ガクン」という衝撃が出ることがあります。これはオーナーの間で「ギクシャク感」としてよく話題に上がるポイントです。

特にストップアンドゴーが多い市街地では、シフトアップやシフトダウンのタイミングで車体が前後に揺すられるような感覚を覚えるかもしれません。これがプログラムの仕様によるものなのか、個体差によるものなのかを判断する必要があります。

  • 1速から2速に上がる際のタイムラグと衝撃
  • 減速して停止する直前の不自然なエンジンブレーキ
  • 冷間時(エンジンが冷えている時)に顕著に出る傾向

段差で跳ねるようなリアサスペンションの硬さ

「乗り心地が硬すぎる」という声も、CX-60の初期モデルで非常に多く聞かれた意見です。高級SUVらしいしなやかさを期待して乗ると、路面の小さな凹凸を拾って体が左右に揺すられる感覚に驚くかもしれません。

この硬さは、重い車体を支えつつスポーティな走りを楽しめるように設定された結果ですが、同乗者からは「酔いやすい」と言われてしまう原因にもなります。特に空荷の状態や後部座席に人が乗っている時に、その突き上げ感が目立つ傾向があります。

  • コンビニの段差などを越える際の強い衝撃
  • うねりのある路面で車体が上下に細かく揺れ続ける
  • タイヤが路面を叩くようなバタつき感

液晶モニターのブラックアウトやシステムエラーの頻度

ナビゲーションや車両設定を行うセンターディスプレイが、走行中に突然真っ暗になったり、再起動を繰り返したりするという声もあります。これは車載ソフトウェアのバグが主な原因で、多くの場合はアップデートで改善されます。

また、カメラ映像が映らなくなる「サイドモニターの不具合」なども報告されています。こうした電装系のトラブルは、機械的な故障よりも原因の特定が難しく、オーナーにとってストレスを感じやすい部分です。

  • マツダコネクトの起動が遅い、またはフリーズする
  • 360度ビューモニターの映像が途切れる
  • メーターパネル内にエラーメッセージが表示される

顔認証によるシート調整がうまく動かない時の状況

CX-60の目玉機能の一つである「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」ですが、カメラによる顔認証の精度に不満を持つオーナーもいます。乗り込むたびにシートが自分にぴったりの位置に動くはずが、認識に失敗して動かないというケースです。

眼鏡の有無や周囲の明るさによって認識率が変わることがあり、結局手動で調整することになると「便利なはずの機能がストレス」に変わってしまいます。この機能に過度な期待をせず、予備の設定方法も確認しておくのが良いでしょう。

  • マスクやサングラスをしていると認識率が下がる
  • 逆光や夜間の暗い場所でのエラー
  • 家族で共有している際に別人と間違われる現象

乗り心地やギクシャク感を改善する方法を試してみる

もし購入したCX-60の乗り心地や動きに不満を感じても、諦めるのはまだ早いです。いくつかの具体的な対策を講じることで、走りの質を自分好みに近づけることができます。

メーカーも対策パーツを出しているほか、設定の見直しだけで改善するケースも少なくありません。オーナーの間で実際に効果があったとされる方法をご紹介します。

対策品サスペンションへの交換で突き上げを抑える

マツダは初期型の乗り心地に対する不満を受け、改良版のサスペンションパーツをリリースしています。これを後付けで交換することで、改良後モデルに近いしなやかな乗り味を手に入れることが可能です。

一部のケースでは有償での交換になりますが、車を買い換えるコストに比べれば非常に安価に解決できます。サスペンションのバネだけでなく、減衰力を調整したショックアブソーバーをセットで交換するのが最も効果的です。

  • マツダ純正の「乗り心地改善用」リアサスペンションキット
  • ディーラーでの作業時間は数時間程度
  • 交換後は高速道路での継ぎ目越えがマイルドになる

学習機能をリセットしてトランスミッションのクセを取る

トランスミッションのギクシャク感が気になる場合、ディーラーで「ATの学習値リセット」をお願いしてみるのも一つの手です。CX-60のATは運転手の癖を学習しますが、それが裏目に出て不自然な変速タイミングになっていることがあります。

リセットを行うことで、工場出荷時のクリーンな状態から改めて学習をやり直せます。これに合わせて最新の制御ソフトへ書き換えれば、多くのオーナーが「最初からこうして欲しかった」と感じるほどスムーズな加速に変化します。

  • 変速ショックが緩和されスムーズな加減速が可能に
  • 自分の運転スタイルに合った変速スケジュールが再構築される
  • 定期的なメンテナンスメニューとしても有効

タイヤの空気圧調整だけで変わる乗り味の違い

意外と見落としがちなのが、タイヤの空気圧設定です。CX-60の指定空気圧は高めに設定されていますが、これをわずかに調整するだけで路面からの当たりが柔らかくなることがあります。

もちろん安全に関わる部分なので指定範囲内で行う必要がありますが、ガソリンスタンドや自宅で簡単に試せるのがメリットです。特に納車直後は空気圧が高めに設定されていることが多いため、まずはここを確認してみてください。

  • メーカー指定値の範囲内で低めに調整してみる
  • タイヤのゴムが硬くなる冬場は特に効果を感じやすい
  • 空気圧モニター(TPMS)を確認しながら調整を行う

最新プログラムへの書き換えでスムーズな加速を手に入れる

エンジンやハイブリッドシステムの制御ソフトは、スマホのアプリのように定期的にアップデートされています。これには燃費の改善だけでなく、アクセルを踏んだ時のレスポンスを自然にする修正も含まれています。

「最近なんとなく走りが重い」と感じたら、点検時にソフトのバージョン確認を依頼しましょう。メーカーが公表していないような細かな修正も含まれていることがあり、不具合だと思っていた挙動がスッと消えることも珍しくありません。

  • アクセル開度に対するエンジン回転数の上がり方が自然になる
  • モーターとエンジンの切り替え時のショックが減る
  • ブレーキを離した後のクリープ現象が滑らかになる

CX-60はどんな車?他のSUVにはない魅力と個性を整理

CX-60は不具合の話が先行しがちですが、それを補って余りある魅力を持った車です。国産車の枠を超えた贅沢な設計は、一度味わうと他の車には戻れないほどの魔力があります。

どんな点が優れているのか、なぜ多くの人が惹きつけられるのか、その個性を深掘りしてみましょう。

国産車では希少な「直列6気筒エンジン」の圧倒的なパワー

CX-60の最大のハイライトは、新開発の「3.3L 直列6気筒ディーゼルエンジン」です。現在、世界的にエンジンのダウンサイジングが進む中で、これほどの大排気量エンジンを新開発するのはマツダの並外れたこだわりと言えます。

直列6気筒特有の、濁りのないスムーズな回転フィールと力強いトルクは圧巻です。高速道路の合流や追い越しも、アクセルを軽く踏み込むだけで巨体を軽々と加速させます。

  • 振動が少なく高級車らしい静粛性の高いエンジン音
  • 500Nmを超える大トルクで坂道もストレスフリー
  • 長距離移動でも疲れにくい余裕のある動力性能

欧州の高級車に近いFRベースのハンドリング性能

多くの国産SUVが前輪駆動(FF)をベースにしているのに対し、CX-60は後輪駆動(FR)をベースにした設計を採用しています。これはBMWやメルセデス・ベンツといった欧州のプレミアムブランドが採用する手法です。

FRベースにすることで、前輪は操舵(ハンドル操作)、後輪は駆動(進む力)に専念できるため、自然で気持ちの良いハンドリングが楽しめます。カーブを曲がる時の、車体がスッと内側を向く感覚はCX-60ならではの強みです。

  • ステアリングから伝わる路面情報の正確さ
  • 前後重量配分が最適化され安定したコーナリングが可能
  • 車を操っている実感を強く得られるドライビングポジション

クラスを超えた豪華な内装と本物の素材使い

CX-60の内装に足を踏み入れると、その質感の高さに驚かされます。特に上位グレードでは、本物の木材(メープルウッド)や、日本の伝統技術を取り入れた「掛け縫い」が施された布素材などが使われています。

プラスチック感が徹底的に排除され、視覚だけでなく触覚でも「良いもの」を感じられる仕上がりです。1,000万円クラスの欧州車と比較しても見劣りしないこの内装が、500万円前後から手に入るのは驚異的です。

  • ナッパレザーを使用した肌触りの良いシート
  • ステッチの色や配置まで計算し尽くされたデザイン
  • 夜間の室内を上品に照らすアンビエントライト

大柄なボディからは想像できない驚きの低燃費

3.3Lという大排気量でありながら、燃費が非常に良いのもCX-60の不思議な魅力です。マイルドハイブリッドモデル(XD-HYBRID)であれば、WLTCモードで21.1km/Lという、コンパクトカー並みの数値を叩き出します。

燃料が単価の安い軽油であることも重なり、月のガソリン代は同サイズのガソリン車と比べて半分近くになることもあります。「パワーはあるけれど維持費が心配」という人にとって、これほど嬉しい裏切りはありません。

  • 高速道路の巡航なら実燃費で20km/Lを超えることもある
  • 1回の満タン給油で1,000キロ以上の走行が可能
  • 家計に優しい軽油仕様で高級SUVを楽しめる

実際にCX-60を買うと満足できるのはこんな人

CX-60は万能な優等生ではありませんが、特定のニーズを持つ人には「これしかない」と思わせる1台になります。自分が以下の特徴に当てはまるなら、多少の不具合対策をしてでも手に入れる価値があります。

運転そのものを楽しみたいアクティブな男性

「SUVでも走りを諦めたくない」という男性にとって、CX-60は最高の相棒になります。高い視点から見下ろす安心感と、FRベースのスポーティな走りが両立されているため、週末のドライブが待ち遠しくなるはずです。

アクセルを踏んだ時のエンジン音や、ハンドルを切った時の正確な反応は、移動時間を「楽しむ時間」に変えてくれます。スペックやメカニズムにこだわりたい層にとって、直6エンジンは最高の語り草になるでしょう。

長距離ドライブが多く燃料代を安く抑えたい人

仕事や趣味で往復数百キロの移動を頻繁に行う人には、ディーゼルモデルのCX-60が最適です。圧倒的な航続距離のおかげで、給油の手間が劇的に減り、燃料代の安さが長距離移動のハードルを下げてくれます。

高速道路でのアダプティブクルーズコントロール(MRCC)の制御も優秀で、大排気量の余裕ある走りと相まって、目的地に到着した時の疲労感が他車とは明らかに違います。

他の人とは被らないプレミアムな所有感を求める方

街中でよく見かけるSUVとは一線を画す、独特の存在感を放つのがCX-60です。マツダの「魂動デザイン」をさらに進化させた、堂々としたロングノーズのスタイルは、駐車場に止まっている姿を見るだけで所有欲を満たしてくれます。

ブランドの知名度だけでなく、その車が持つストーリーや職人のこだわりを重視する大人にこそ、CX-60の質感の高さは響くはずです。

最新の運転支援機能や安全装備を重視するファミリー

CX-60はマツダのフラッグシップに近い立ち位置のため、最新の安全装備が惜しみなく投入されています。衝突被害軽減ブレーキはもちろん、交差点での右左折時の事故を防ぐ機能など、家族を守るための装備が充実しています。

また、後席のドアがほぼ90度まで大きく開くため、チャイルドシートへの乗せ降ろしや高齢の方の乗り降りもしやすい設計になっています。大切な人を乗せる車として、この安全性と使い勝手は見逃せません。

購入前に知っておきたいネガティブな点と解決策

満足度が高いCX-60ですが、日常使いで「ここはちょっと困る」と感じるポイントも存在します。これらを事前に把握し、自分なりにどう対処するか考えておきましょう。

狭い駐車場では苦労するワイドな車体幅

CX-60の車幅は1,890mmと、国産車の中ではかなり大柄な部類に入ります。古い立体駐車場や、狭い道が多い住宅街では、すれ違いや駐車にかなり気を使うことになります。

対策としては、360度ビューモニターをフル活用することです。マツダのカメラ映像は非常に鮮明なので、画面を見ながら落ち着いて操作すれば、大きさによる不安はかなり軽減されます。自宅の駐車場に入るかどうかは、必ず事前に試乗車で確認しましょう。

最小回転半径が大きく小回りが効きにくい場面

FRベースの恩恵で前輪の切れ角は確保されていますが、それでも車体の長さがあるため、最小回転半径は5.4mとなります。数字だけ見れば悪くありませんが、実際にUターンをする際や狭い角を曲がる時は、想像以上に膨らんでしまうことがあります。

「1回で曲がれる」と思わず、余裕を持って切り返しをする習慣をつけるのがコツです。また、フロント部分が長いため、前方の距離感に慣れるまではフロントセンサーの音を頼りに慎重に動かすようにしましょう。

ハイブリッドシステム特有の作動音や違和感

マイルドハイブリッドモデルでは、エネルギーを回収する際に「ヒーン」という小さな高周波音がしたり、減速中にエンジンが止まる際のショックを感じたりすることがあります。これは故障ではなくシステムの作動音ですが、静かな車内では気になる人もいます。

これを解消するには、オーディオを適度な音量で流すか、あるいは「こういうメカニズムが動いているんだ」と楽しむ余裕を持つことです。どうしても気になる場合は、システムがシンプルなガソリンモデル(25S)を選ぶという選択肢もあります。

リセールバリューを安定させるためのボディカラー選び

高級車として長く楽しむなら、将来手放す時の価格(リセールバリュー)も無視できません。CX-60はカラー展開が豊富ですが、やはり白(ロジウムホワイトプレミアムメタリック)や黒(ジェットブラックマイカ)は安定して高く評価されます。

一方で、マツダのイメージカラーである赤(ソウルレッドクリスタルメタリック)も人気ですが、塗装の難しさから修理費用が高くなる傾向もあります。自分の好みと、将来的な価値のバランスを考えて色を選ぶのがスマートです。

安心できるCX-60はどこで買える?失敗しない購入先

高機能な車だからこそ、購入後のサポート体制が整っている場所で買うことが非常に重要です。CX-60を安心して手に入れられる場所と、注意点を確認しましょう。

保証が手厚いマツダ正規ディーラーの認定中古車

CX-60を中古で狙うなら、マツダの正規ディーラーが販売する「認定中古車」が第一候補です。厳しい基準をクリアした車両のみが並び、不具合に対する最新のアップデートが確実に施された状態で納車されるからです。

また、全国のディーラーで保証修理が受けられるため、遠方の店舗で購入しても地元のディーラーで面倒を見てもらえる安心感があります。初期トラブルのリスクを最小限にしたいなら、ここが最も確実な選択肢です。

試乗車上がりの高年式個体を狙える店舗の探し方

ディーラーには「試乗車」として短期間使われていた車両が、中古車として出回ることがあります。これらは走行距離が少なく、オプション装備が充実していることが多いため、非常にお買い得な個体です。

マツダの公式サイトにある中古車検索ページで、走行距離が数千キロ以下の車両を絞り込んで探してみましょう。これらは基本的に最新のソフト更新も済んでおり、不具合対策も万全なケースが多いのが特徴です。

納車前の点検項目に「最新ソフト更新」を盛り込むコツ

契約時の条件として、「トランスミッションやエンジンの制御プログラムを、納車時点の最新版にアップデートしてほしい」と明確に伝えましょう。当たり前のようでいて、意外と見落とされがちなポイントです。

「ネットでギクシャク感の話を聞いて不安なので、対策済みの最新ソフトに書き換えて納車してほしい」と伝えれば、営業担当者も真剣に対応してくれます。これが納車後の満足度を大きく左右します。

ネットオークションや個人売買で注意すべきリスク

安さに惹かれてネットオークションや個人売買でCX-60を買うのは、あまりおすすめできません。リコール作業や改善対策が未実施のまま放置されているリスクがあり、それを自分でディーラーに持ち込んで解決するのは手間と時間がかかります。

また、複雑な電子デバイスの不具合は、専用の診断機がないと判別できません。購入後のトラブルで結局高くついてしまうのを避けるためにも、プロの目が通った車両を選ぶのが無難です。

CX-60を買ったほうが良い理由を率知に伝えます

不具合の情報が多い中で、それでもCX-60を買う価値があるのか。その答えは、やはり「この価格でこの走りと質感は他にない」という事実に集約されます。

同価格帯のライバル車を圧倒するスペックの高さ

CX-60の価格帯(約322万円〜646万円)で、直列6気筒エンジンやFRプラットフォームを備えたSUVを探そうとしても、他にはまず見当たりません。輸入車で同等のスペックを求めれば、1,000万円前後の予算が必要になります。

このコストパフォーマンスの高さこそが、CX-60を選ぶ最大の理由です。不具合対策を差し引いても、手に入るメカニズムの価値がはるかに上回っています。

所有する喜びを満たしてくれる美しいデザイン

車は道具であると同時に、自分を表現する一部でもあります。CX-60の洗練された外観は、ホテルの車寄せや高級レストランの駐車場でも堂々としていられます。

自分のガレージに置かれたCX-60を眺め、「やっぱりこれにして良かった」と思える瞬間。その満足感こそが、細かい不満を吹き飛ばしてくれるはずです。

毎月の維持費を劇的に下げるディーゼルエンジンの恩恵

高級SUVに乗りたいけれど、ハイオクガソリンを撒き散らして走るような生活はしたくない。そんな願いを叶えてくれるのがCX-60のディーゼルモデルです。

燃費の良さと軽油の安さによって、毎月の維持費が抑えられるため、浮いたお金で家族と旅行に行ったり、美味しいものを食べたりする余裕が生まれます。経済的合理性とプレミアム感が高次元でバランスしています。

改善対策が進み「今」が最も買い時のタイミングである理由

発売から時間が経過し、主要な不具合に対する対策が出揃った今のタイミングは、CX-60を検討する絶好の機会です。初期の混乱が落ち着き、メーカーもディーラーも「どこをどう直せば良くなるか」のノウハウを持っています。

今なら不具合のリスクを最小限に抑えつつ、CX-60が持つ本来のポテンシャルを最大限に享受できます。

気になる価格とグレードごとのコストパフォーマンス

CX-60には多くのグレードがあり、どれを選べばいいか迷ってしまいます。代表的なモデルの価格と特徴を比較表にまとめました。

グレード名エンジン形式駆動方式価格帯 (税込)主な特徴
25S2.5L ガソリンFR/4WD約322万円〜シンプルで軽く、軽快な走りが楽しめる
XD3.3L ディーゼルFR/4WD約354万円〜直6のパワーを最も安価に味わえる
XD-HYBRID3.3L ディーゼル+MHEV4WD約531万円〜驚異の低燃費と上質な加速の両立
PHEV2.5L ガソリン+プラグイン4WD約563万円〜静粛性と環境性能に優れた最上位モデル

300万円台から狙えるガソリン車の意外な良さ

最も安価な2.5Lガソリンモデル(25S)は、鼻先が軽いため、ハンドリングの軽快さが際立っています。豪華な装備は不要で、CX-60のデザインとFRの素直な動きを楽しみたいなら、実は最もバランスの良い選択肢です。

最も選ばれているディーゼルハイブリッドの総支払額

売れ筋のXD-HYBRIDは、乗り出し価格で600万円前後になることが多いですが、エコカー減税などの優遇があるため、見た目の価格以上に納得感があります。走りと燃費のバランスを重視するなら、このグレードが鉄板です。

PHEVモデルの補助金制度と自宅充電の設置費用

プラグインハイブリッド(PHEV)は、補助金を活用することで実質的な購入価格を下げることが可能です。自宅に充電設備を整えられる環境であれば、日常の通勤を電気だけでこなし、休日だけエンジンを使うといった理想的な使い方ができます。

10万キロ走っても価値が下がりにくいグレードの条件

将来の売却価格を気にするなら、やはりディーゼルモデル(XD系)が強いです。特にサンルーフ(パノラマサンルーフ)や本革シートを備えた上位グレードは、多走行になっても根強い人気があるため、リセールバリューが安定します。

まとめ:CX-60は対策を知れば「最高の一台」になる

CX-60は、確かに初期の乗り心地や制御に課題があった車かもしれません。しかし、それらは生産時期の選択や、納車後のアップデート、部品交換といった具体的な対策で十分に克服できるものです。

  • 2023年秋以降の改良モデルを最優先に選ぶ
  • 初期型ならリコールと整備記録の有無を徹底確認する
  • 最新の制御プログラムに更新されているかディーラーに聞く
  • サスペンションの硬さは純正の対策パーツで改善可能
  • 直列6気筒エンジンの快感と燃費の良さは唯一無二の魅力
  • FRベースのハンドリングは欧州プレミアムSUVに匹敵する
  • 保証制度に加入して将来の電装系トラブルに備える

CX-60ほど、作り手の情熱と個性が詰まった国産SUVは他にありません。懸念される不具合を正しく理解し、賢く対策を講じることで、あなたにとってこれ以上ない「最高の相棒」になってくれるはずです。まずは一度、最新の状態にアップデートされたCX-60を、ディーラーで試乗してみてください。その圧倒的な質感と走りの余裕に、きっと魅了されることでしょう。

-MAZDA