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ヴェルファイア30系を中古で選ぶコツは?後悔しないための維持費や上手な選び方を詳しく解説!

憧れの高級ミニバンであるヴェルファイア30系。中古車市場でも非常に人気がありますが「維持費が高そう」「故障が怖い」と一歩踏み出せずにいませんか。この記事では、中古で買うときにどこを見るべきか、買った後にいくらお金がかかるのかを包み隠さずお伝えします。自分にぴったりの1台を見つけて、家族や友人と最高のドライブを楽しむためのヒントにしてください。

ヴェルファイア30系を中古で選ぶコツはどこにある?

ヴェルファイア30系は2015年から2023年まで販売されていたロングセラーモデルです。そのため、年式によって見た目も中身も驚くほど違います。「安かったから」という理由だけで選ぶと、後から欲しかった機能がついていないことに気づいてガッカリすることもあります。まずは、大きな違いが出るポイントをしっかり押さえることが大切です。

前期型と後期型で大きく変わる顔つきと性能

30系には、2017年12月を境に「前期型」と「後期型」の2つのタイプが存在します。一番の違いはフロントマスクのデザインで、後期型はより派手で迫力のある顔つきになりました。見た目だけでなく、走行中のふらつきを抑える構造や、エンジンの効率も後期型の方が磨き上げられています。

また、後期型からは安全装備の「Toyota Safety Sense」が進化し、夜間の歩行者や自転車を検知できるようになりました。家族の安全を第一に考えるなら、2018年式以降の後期型を優先して探すのがおすすめと言えます。

  • 2015年〜2017年:前期型(比較的落ち着いたデザイン)
  • 2018年〜2023年:後期型(派手なフロントグリルと進化した安全機能)
  • 後期型は中古価格も高めだが、売るときの価格も残りやすい

修復歴がある車両を避けるための見極め方

中古車情報で「修復歴あり」と書かれている車は、車の骨格部分を修理した経験があることを指します。ヴェルファイアのような重たい車は、骨格にダメージがあると真っ直ぐ走らなかったり、タイヤが変な減り方をしたりすることがあります。格安の車両には必ず理由があるため、相場より100万円以上安い場合は注意が必要です。

チェックの際は、ボンネットやドアの隙間が左右で均等かどうかを自分の目で確かめてください。少しでも「隙間がガタガタだな」と感じたら、その車両は見送るのが賢明な判断です。

  • 修復歴ありは走行性能に悪影響が出る可能性が高い
  • 鑑定書(グー鑑定やカーセンサー認定など)がついている車を選ぶ
  • ネジの頭の塗装が剥げている箇所は、部品を交換したサイン

走行距離と価格のバランスが取れた狙い目の年式

中古車選びで迷うのが走行距離ですが、ヴェルファイアは耐久性が高いので5万km程度なら「まだまだ新品に近い」と言っても過言ではありません。狙い目は走行距離が5万kmから7万kmあたりの車両です。このあたりの距離になると、新車価格から大きく値下がりし、お買い得感が増してきます。

逆に10万kmを超えている場合は、足回りの部品やゴムパーツの交換時期が重なるため、整備記録簿をしっかり確認しましょう。「何km走っているか」よりも「どのように整備されてきたか」の方が、長く乗る上では重要になります。

  • 5万km前後:価格と状態のバランスが最も良い
  • 8万km超え:消耗品の交換履歴を必ずチェック
  • 1万km以下の低走行車:新車に近い価格になるためコスパは低め

維持費で後悔しないために必要な費用の内訳

「ヴェルファイアを買ったはいいけど、維持費が家計を圧迫して手放すことになった」という話は珍しくありません。車体価格だけでなく、毎年かかる税金やメンテナンス費用を事前にシミュレーションしておくことが、後悔しないための最大の防衛策です。特に、大きなタイヤや排気量の大きなエンジンは、普通の乗用車よりもお金がかかることを覚悟しておきましょう。

2.5Lと3.5Lで変わる毎年の自動車税

ヴェルファイア30系のガソリン車には、2.5Lと3.5Lの2つのエンジンタイプがあります。これによって、毎年4月に請求が来る自動車税の金額が大きく変わります。3.5Lモデルは力強い加速が魅力ですが、税金面では2.5Lよりも年間で1万円以上高くなります。

また、古い年式のモデルだと重課税の対象になることもありますが、30系ならまだその心配はありません。毎年の固定費を少しでも抑えたいと考えているなら、2.5Lモデルを選んでおくのが無難です。

エンジン種類排気量毎年の自動車税使用燃料
2.5L ガソリン2,493cc43,500円レギュラー
3.5L ガソリン3,456cc57,000円ハイオク
2.5L ハイブリッド2,493cc43,500円レギュラー

車重2トン超えによるタイヤ交換の頻度とコスト

ヴェルファイアは車重が2トンを超える重量級の車です。そのため、発進やブレーキのたびにタイヤへ大きな負担がかかり、普通の車よりも溝が早く減ってしまいます。特に、ミニバン特有の「ふらつき」を抑えるために、ミニバン専用設計のタイヤを選ぶ必要があります。

18インチのタイヤを4本交換する場合、工賃込みで8万円から12万円ほどかかるのが一般的です。タイヤ代をケチって安い海外メーカーのものを選ぶと、走行音がうるさくなったり、すぐに寿命が来たりするので注意してください。

  • タイヤサイズ:16インチから18インチが主流
  • 交換目安:走行距離3万kmから4万kmごと
  • 選ぶべき種類:ヨコハマの「BlueEarth-RV」やブリヂストンの「REGNO GRV II」など

ハイブリッド車特有のバッテリー交換にかかる予算

燃費が良いハイブリッドモデルですが、長く乗り続ける場合には「駆動用バッテリー」の交換という大きな出費が控えています。このバッテリーが寿命を迎えると、ハイブリッドシステムが作動しなくなり、交換には20万円程度の費用が必要です。

中古で10万kmに近いハイブリッド車を検討しているなら、すでに交換済みかどうかを販売店に聞いてみましょう。もし未交換であれば、将来的に20万円の追加出費があることを想定して予算を組むのが賢い買い方です。

  • バッテリーの寿命:目安は15万kmから20万km走行後
  • 交換費用:部品代と工賃を合わせて約20万円
  • 補機バッテリー:これとは別に3年〜5年ごとに数万円の交換費用が必要

失敗を防ぐためのグレードごとの上手な選び方

ヴェルファイア30系には非常に多くのグレードがあり、どれを選べば良いか迷ってしまいます。大きく分けると、見た目がスポーティな「エアロ仕様」と、落ち着いた雰囲気の「標準仕様」の2系統です。中古車市場ではエアロ仕様が圧倒的に人気ですが、あえて標準仕様を選んで安く抑えるという戦略もあります。

圧倒的な人気を誇るエアロ仕様のZグレード

中古車サイトで最も多く見かけるのが、この「Z」というグレードです。フロントバンパーが大きく張り出しており、見た目が非常にカッコいいのが特徴です。特に「Z Aエディション」や「Z Gエディション」といった上級パッケージは、内装の質感も高く満足度が得られます。

リセールバリュー(売却価格)も非常に高いため、数年後に乗り換える際にも高く売れる可能性が高いです。「とりあえず失敗したくない」「カッコいいヴェルファイアに乗りたい」という方には、このZシリーズが一番の候補になります。

  • 特徴:スポーティな外観と18インチアルミホイール
  • メリット:中古市場での流通量が多く、自分好みの1台を探しやすい
  • 注意点:人気があるため、他のグレードに比べて中古相場が高め

豪華な内装を重視するならエグゼクティブラウンジ

「最高の贅沢を味わいたい」という方に向いているのが、最上位グレードのエグゼクティブラウンジです。2列目シートが飛行機のビジネスクラスのような巨大な椅子になっており、電動のリクライニングや読書灯まで装備されています。

新車価格は700万円を超えていましたが、中古であれば手の届く価格まで下がってきています。家族を驚かせたい、あるいは大切なお客様を乗せる機会があるなら、このグレードを選べば間違いありません。

  • 内装:プレミアムナッパ本革を使用した極上のシート
  • 装備:JBLプレミアムサウンドシステムや大型モニターが標準装備
  • 弱点:シートが大きすぎるため、3列目への移動(ウォークスルー)がしにくい

コスパを最優先にするなら標準ボディのXグレード

見た目の派手さよりも、広さと実用性を重視するなら「X」や「V」といった標準ボディのグレードが狙い目です。エアロパーツがついていない分、車体価格が安く設定されており、同じ予算でもより年式の新しい車両や走行距離の少ない車両を選べます。

また、タイヤサイズが16インチと小さめなので、後のタイヤ交換代も安く済みます。「ヴェルファイアの広さは欲しいけど、派手な見た目は必要ない」という合理的な方にはぴったりの選択肢です。

  • メリット:車両価格が安く、維持費(タイヤ代など)も抑えられる
  • 乗り心地:タイヤに厚みがあるため、路面の凹凸を吸収しやすくマイルド
  • 見た目:メッキパーツが少なく、落ち着いた上品な印象

毎日乗るなら知っておきたい燃費の実態

「これだけ大きい車だと、ガソリン代で破産するのでは?」と心配になるかもしれません。結論から言うと、ヴェルファイアの燃費は決して良くはありません。しかし、走り方や選ぶモデルによっては、納得できる範囲に収めることも可能です。自分の年間の走行距離に合わせて、ガソリン車かハイブリッド車かを選びましょう。

街乗りメインならハイブリッドが有利になる理由

ストップ&ゴーが多い街中での運転がメインなら、ハイブリッド車が圧倒的に有利です。2トンを超える車体を電気モーターが力強くアシストしてくれるため、発進時のもたつきが少なく、燃費の悪化を抑えてくれます。

実燃費としては、街乗りでリッター10kmから12km程度走ることが多いです。ガソリン代が月々数千円変わってくるため、毎日仕事や買い物で車を使うなら、ハイブリッドを選んで損はありません。

  • メリット:静粛性が高く、深夜の住宅街でも静かに走れる
  • 実燃費:約10km/L〜12km/L(ガソリン車の約1.5倍良い)
  • 4WD性能:ハイブリッドは全車「E-Four」という4WDなので雪道も安心

高速道路でのクルージングに適した3.5L V6エンジン

「燃費よりも走りの質にこだわりたい」という方に根強い人気があるのが3.5Lモデルです。最近では珍しくなった大排気量のV6エンジンを搭載しており、高速道路の合流や追い越しでストレスを感じることは全くありません。

ただし、燃費は街乗りでリッター5kmから7km、高速でも10kmに届けば良い方です。たまの休日に家族で遠出をするのがメインなら、この余裕のあるパワーが長距離ドライブを楽にしてくれます。

  • エンジン音:V6ならではの滑らかで上質なサウンド
  • 燃料:ハイオク指定のため、1リットルあたりの単価も高くなる
  • ターゲット:走りを楽しみたいドライバーや、重い荷物を積んで山道を走る人

レギュラーガソリン仕様の2.5L車が選ばれる理由

中古市場で最も売れているのが、2.5Lのガソリン車です。パワーはそこそこですが、燃料がレギュラーガソリンなので財布に優しく、維持費のバランスが非常に取れています。燃費は街乗りでリッター7kmから9km程度です。

ハイブリッド車よりも車両価格が数十万円安いため、その差額で何年分ものガソリン代を賄うことができます。「走行距離はそれほど多くないし、とにかく初期費用を安く抑えたい」という方にとって、最も合理的な選択です。

  • 実燃費:約7km/L〜9km/L
  • 経済性:車両価格が安く、税金も3.5Lより安い
  • 使用感:大人数が乗ると少しパワー不足を感じる場面もあるが、普段使いには十分

ヴェルファイア30系の室内空間を快適に使うポイント

ヴェルファイアの最大の魅力は、なんといってもその広大な室内空間です。しかし、シートの数や配置によって、使い勝手はガラリと変わります。自分がどのように車を使うかを想像しながら、最適なシートレイアウトを選んでください。

7人乗りと8人乗りで大きく異なる利便性

30系には、2列目が独立した「7人乗り」と、ベンチシートの「8人乗り」があります。圧倒的に人気なのは7人乗りです。2列目の間に通路(ウォークスルー)があるため、車内を自由に移動でき、子供の世話や荷物の出し入れがスムーズに行えます。

一方で8人乗りは、2列目と3列目をすべて倒すことで広大なフルフラット空間を作れるのがメリットです。車中泊を楽しみたいなら8人乗り、家族の快適性を最優先するなら7人乗りを選ぶのが鉄則です。

  • 7人乗り:2列目が豪華で、3列目へのアクセスが良い
  • 8人乗り:フルフラットにして寝ることができ、最大人数を乗せられる
  • リセール:売るときは7人乗りの方が圧倒的に高く売れる

サードシートの跳ね上げ操作と収納力

ヴェルファイアの3列目シートは、左右に跳ね上げて収納するタイプです。シート自体が肉厚で座り心地が良い分、跳ね上げたときに少し横幅を占領します。それでも、ベビーカーを畳まずに乗せたり、ゴルフバッグを4つ積んだりするだけの十分な広さがあります。

跳ね上げ操作には少し力が必要なので、購入前に実際に動かしてみることをおすすめします。広い荷室のおかげで、キャンプやアウトドア用品も余裕を持って積み込めるのが嬉しいポイントです。

  • 収納方法:左右への跳ね上げ式(少しコツがいる)
  • 積載量:3列目を使わなければ、自転車をそのまま積むことも可能
  • 床下収納:スペアタイヤを装着していない車両なら、床下にも深い収納スペースがある

後席モニターの有無が家族の満足度を左右する

長距離ドライブで子供たちが飽きないために欠かせないのが、天井に設置された「リヤシートエンターテインメントシステム」です。これがあるだけで、後部座席はまるで動く映画館のようになります。

中古車を探す際は、最初からこのモニターがついている車両を優先しましょう。後から社外品を取り付けることもできますが、純正の一体感と操作性の良さは中古車ならではの特権です。

  • メリット:子供が静かに乗ってくれるため、運転に集中できる
  • チェック:DVDだけでなく、HDMI入力でスマホの動画が見られるか確認
  • スピーカー:上級グレードなら後席専用のスピーカーもあり、音響も抜群

購入前にチェックすべき故障やトラブルのサイン

中古車である以上、いつかは故障するリスクがあります。しかし、購入前のチェックで防げるトラブルも多いです。ヴェルファイア30系で特によく聞かれる不具合箇所を把握しておけば、ハズレの車両を引く確率をグッと下げることができます。

電動スライドドアの動きに違和感がないか

ヴェルファイアの象徴とも言える電動スライドドアですが、故障すると片側だけで数万円から10万円以上の修理費がかかることがあります。開け閉めの際に「ギギギ」と異音がしたり、途中で止まってしまったりしないか、何度も試してください。

特に、坂道に止めた状態でスムーズに動くかどうかを確認するのがコツです。スライドドアがスムーズに動かない車は、モーターやワイヤーが寿命を迎えている可能性が高いと言えます。

  • チェック方法:異音がしないか、スムーズに最後まで閉まりきるか
  • 要注意:スイッチを押しても反応が鈍い車両は避ける
  • 修理費:モーター交換の場合、5万円から8万円程度が目安

足回りからの異音や突き上げ感の強さ

試乗ができる場合は、段差を乗り越えたときに「ガタン!」と大きな衝撃が来ないか、あるいは「コトコト」という音が床下から聞こえないかを確認してください。重量がある車なので、ショックアブソーバーという部品がヘタっていることがあります。

10万kmに近い車両で乗り心地がフワフワしすぎる場合は、足回りのリフレッシュが必要です。「高級車なのに乗り心地が悪いな」と感じたら、それは整備不足のサインかもしれません。

  • 異音の原因:ブッシュ類の劣化やショックアブソーバーのオイル漏れ
  • 対策:整備記録簿を見て、過去に足回りの部品を交換しているかチェック
  • 費用:4本のショック交換で、10万円前後の予算を見ておく必要がある

ナビゲーションの動作速度と地図データの鮮度

30系の前期型に多いのが、純正ナビの動作が最新のスマホに比べて遅く感じることです。特に、メーカーオプションの大型ナビは後から交換ができないため、使い勝手が自分に合うか確認が必要です。

また、地図データが古いと新しい道路が表示されず、結局スマホのナビを使うことになります。地図更新には数万円かかることもあるため、現在のデータがいつのものか販売員に聞いてみましょう。

  • 純正ナビ:見た目は良いが、地図更新にお金がかかる
  • 社外ナビ(アルパイン等):画面が大きく、最新機能への拡張性が高い
  • Bluetooth:音楽再生やハンズフリー通話が正常にできるかチェック

高いリセール価値を維持するための賢い買い方

ヴェルファイアを買うなら、手放すときのことまで考えておくのが賢いユーザーです。この車は海外でも非常に人気があるため、特定の条件を満たしていると数年乗っても価格が下がりにくいという魔法のような特徴があります。

白か黒のボディカラーが売却時に有利な理由

ヴェルファイアにおいて、色の選択は非常に重要です。最も人気があるのは「ホワイトパールクリスタルシャイン(白)」と「ブラック(黒)」の2色です。この2色以外を選ぶと、売却時に10万円から20万円以上の差がつくことも珍しくありません。

シルバーやその他の色は汚れが目立ちにくいメリットがありますが、リセールを重視するなら避けるべきです。「次も高く売りたい」と考えているなら、迷わず白か黒を選んでください。

  • 白:洗車キズが目立ちにくく、爽やかな印象
  • 黒:高級感が最も高いが、手入れをしないとキズが目立つ
  • 差額:不人気色と比べると、売却時の査定で大きなアドバンテージになる

サンルーフや両側電動スライドドアの付加価値

中古車市場では、オプション装備の有無が価格を大きく左右します。特に「ツインムーンルーフ(サンルーフ)」は、海外輸出の際に高く評価されるため、これがあるだけで査定額が跳ね上がることがあります。

また、意外と見落としがちなのが「両側」の電動スライドドアです。安いグレードだと片側しか電動でないことがありますが、不便なだけでなく売るときも安くなります。多少高くても、サンルーフ付きの車両を探すことが将来の自分への投資になります。

  • サンルーフ:解放感だけでなく、売却時の「鉄板」オプション
  • パワーバックドア:電動で後ろのドアが開く機能も非常に重宝される
  • 3眼LEDヘッドライト:見た目の豪華さが格段に上がる人気装備

定期的なオイル交換と整備記録簿の重要性

どんなに見た目が綺麗でも、エンジンオイルがドロドロのまま放置されていた車は長持ちしません。それを証明してくれるのが「定期点検整備記録簿」です。これまでのオーナーが、いつ、どこで、どんな整備をしたかが一目でわかります。

ディーラーできちんと整備されてきた記録が残っている車は、中古車市場でも「出所がはっきりしている安心な車」として高く評価されます。「記録簿がありません」という車両は、どんなに安くてもリスクが高いので避けたほうが無難です。

  • オイル交換:5,000km〜10,000kmごとに交換されているのが理想
  • 記録簿:過去の故障歴や部品交換の履歴がわかる「履歴書」
  • 保管状態:屋根下保管だったかどうかは、塗装やゴムの状態で見極める

どんな人がヴェルファイア30系を買うべきか

ヴェルファイアは素晴らしい車ですが、すべての人に最適というわけではありません。そのサイズや維持費を上回るだけのメリットを感じられる人が乗ってこそ、真の価値を発揮します。自分が以下のタイプに当てはまるかチェックしてみてください。

大人数での移動を頻繁に行うファミリー層

子供が3人以上いたり、おじいちゃんやおばあちゃんを乗せて出かける機会が多かったりする家庭にとって、ヴェルファイアは最強のパートナーです。他のミニバンでは窮屈に感じる3列目も、ヴェルファイアなら大人がゆったり座れます。

また、高い視点から運転できるので、長距離でも疲れにくいというメリットもあります。「家族全員が笑顔で移動できる空間」を手に入れたいなら、これ以上の選択肢は他にありません。

  • メリット:チャイルドシートを載せても車内を歩き回れる余裕がある
  • お出かけ:キャンプ道具やベビーカーを載せてもびくともしない収納力
  • 満足度:子供たちが「パパの車、すごい!」と喜んでくれる

ゲストを乗せる機会が多いビジネスユース

仕事でお客様を送迎したり、ゴルフコンペで同僚を乗せたりする場合にも、ヴェルファイアは最高の「もてなしの場」になります。特に内装が豪華なグレードであれば、乗った瞬間に相手に敬意を伝えることができます。

高級セダンよりも乗り降りが楽で、車内で打ち合わせができるほどの静かさがあります。仕事のツールとして「信頼感」や「上質感」を演出したい人にとって、これほどコストパフォーマンスの良い車はありません。

  • 用途:空港への送迎、ゴルフ場への移動、車内会議
  • 印象:黒のヴェルファイアは「フォーマルな場」でも全く浮かない
  • 快適性:後席の電動オットマンを使えば、移動中にゆっくり休んでもらえる

他のミニバンにはない力強いデザインを求める人

ミニバンといえば「所帯じみた感じ」がして嫌だ、という人も多いはずです。しかし、ヴェルファイア30系は圧倒的な存在感と力強さを備えており、もはや一つのファッションアイテムのような魅力があります。

「いつかはクラウン」ならぬ「いつかはヴェルファイア」という言葉がある通り、所有すること自体の喜びが非常に大きいです。自分のライフスタイルを象徴する「かっこいい相棒」が欲しいなら、ヴェルファイアを選ぶ理由はそれだけで十分です。

  • デザイン:他の車を圧倒する「キング・オブ・ミニバン」の風格
  • 自己満足度:駐車場に止まっている愛車を見るたびに幸せな気分になれる
  • カスタマイズ:アフターパーツが豊富なので、自分だけの1台に仕上げる楽しみがある

高級車ならではのメリットと注意点

最後に、実際にオーナーになってから気づく「光と影」をお伝えします。ヴェルファイアは素晴らしい体験を提供してくれますが、その巨体ゆえの苦労もあります。両方を知った上で、納得のいく買い物をしてください。

アルファードと比較した際の外観の好み

兄弟車であるアルファードとの違いは、基本的に「顔」と「後ろのランプ」だけです。アルファードが「上品で豪華」なイメージなのに対し、ヴェルファイアは「クールで攻撃的」なイメージを持たれます。

中身は全く同じなので、どちらにするかは完全に好みの問題です。「どちらが自分らしいか」で選んで正解ですが、中古市場ではアルファードの方が少し価格が高い傾向にあります。

  • ヴェルファイア:上下二段に分かれたヘッドライトが特徴
  • アルファード:大きな盾のようなフロントグリルが特徴
  • 選び方:少しでも安く買いたいなら、ヴェルファイアの方が狙い目の場合も多い

狭い路地や駐車場での取り回しの難しさ

ヴェルファイアの全幅は1,850mmあり、これは日本の一般的な立体駐車場の制限ギリギリのサイズです。古い駐車場だと「入庫不可」と言われることもあります。また、細い道でのすれ違いはかなり気を使います。

購入前に、自宅の駐車場やよく行くスーパーの入り口をイメージしてみてください。「大きすぎてどこにも行けない」となっては本末転倒なので、サイズ感だけは事前に確認しておきましょう。

  • 注意点:最小回転半径が大きいため、Uターンには広いスペースが必要
  • 装備:アラウンドビューモニター(上から見たような映像)付きの車両は必須
  • 対策:バックカメラの映像が鮮明かどうか、レンズの曇りもチェック

遮音性の高さがもたらす長距離ドライブの疲れにくさ

意外と知られていないメリットが、その圧倒的な「静かさ」です。分厚いガラスや大量の吸音材が使われているため、高速走行中でも小さな声で会話が楽しめます。この静かさが、ドライバーや同乗者のストレスを劇的に減らしてくれます。

長距離を走った後の「耳の疲れ」や「頭の重さ」が、普通の車とは全く違います。「車はただの移動手段ではなく、リラックスできる部屋である」ということを、ヴェルファイアは教えてくれます。

  • 快適性:ロードノイズや風切り音が驚くほど抑えられている
  • オーディオ:静かな車内だからこそ、好きな音楽を最高の音質で楽しめる
  • 体験:目的地に着いたとき、家族がみんな元気に遊び始められる幸せ

まとめ:ヴェルファイア30系で後悔しないために

ヴェルファイア30系は、中古車としての完成度が非常に高く、選ぶポイントさえ間違えなければ最高の一台になります。維持費やサイズの壁はありますが、それを超える「豊かさ」を提供してくれる車です。

  • 2018年以降の後期型を選べば、安全機能とデザインの満足度が高い
  • 修復歴なし、走行距離5万km前後がコスパ最強の狙い目
  • 毎年の税金を抑えたいなら2.5Lモデルがおすすめ
  • タイヤ交換代(約10万円)や車検代を事前に積み立てておくと安心
  • リセールを狙うなら白・黒のボディカラーとサンルーフは必須
  • 購入前に必ず電動スライドドアの動作確認を行う
  • 7人乗りの方が、車内の移動が楽で売るときも高い

この記事で紹介したコツを参考に、じっくりと時間をかけて「運命の1台」を探してみてください。素敵なカーライフが始まることを心から応援しています!

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